ミシュラン一つ星に輝く日本料理のお店です。
食材の持つ力強さ、季節感、色彩にこだわる、京都の日本料理の名店。
店主夫妻の温かく丁寧な人柄が心地良く、
日本ならではの四季の移ろいや情緒が込められた最高のお料理と、
茶懐石のおもてなし精神で非日常のひとときをお過ごしいただけます。
唐津 将作様
栽培計画を立てる
前年度の作業を振り返り、年間の作業工程や流れを確認して資材の必要数量、日程などの計画を立てる。今年もたくさん実りますようにと願いを込めて。
種をえらぶ
塩水につけ、沈んだ種籾のみを選ぶ。重く中身の詰まった種籾は強くしっかりと成長する。<選ばれた種は薬品を一切使うことなく、62°Cのお湯で消毒され、芽を出すための準備をする。
苗をつくる
芽を出し始めた種は均一に育苗箱にまかれ、薄く土をかぶりこれからの成長を楽しみにビニールハウスの中で眠る。時に冷たい谷水を浴びながら自然の厳しさに慣れ少しずつ芽が顔を出す。
田んぼを耕す
田んぼをやわらかく耕し、空気をめいっぱい土に取り込む。空気に触れた微生物たちが元気を取り戻す。苗を受け入れ、育むための養分を土に蓄える。
苗を植える
いよいよ苗を植えるとき。通常よりも苗と苗の間隔を広く開けて植える。まっすぐ均等な間隔で整列した苗は地面に深くどっしりと根を張り、苗を通り抜ける涼しい風を味方にして爽やかに背を伸ばす。
アイガモのひなを放つ
田植えから約1〜2週間後、田んぼに新入生のアイガモがたくさんやってくる。虫を追いかけ、雑草を食べ、土をかき混ぜながら稲の成長を手本にすくすくと大きくなる。
田んぼを管理する
稲や天候の状態に合わせて、田んぼの水量を細かく調節する。アイガモたちと協力し、害虫や雑草の駆除を行い、外敵から徹底的に稲を守る。
アイガモが卒業する
アイガモたちがすべての任務を終え、田んぼから卒業する。残された稲は、アイガモの手から離れてよりたくましさを身につける。
草刈り
アイガモが卒業すると、農薬・化学肥料ゼロの田んぼは雑草が伸び放題。お米のための栄養を横取りしていく。太陽、土、水、すべての養分を最大限に吸収できるよう、雑草をひとつひとつ根気よく取り除く。
田んぼの水抜き
稲に穂が実り、その頭を垂れ始めるころ。
田んぼの水を一度すべて抜き、少し長めに田んぼを干し上げる。お米を飢餓状態にし、甘味を中にぐっと閉じ込める。
稲を刈る
こがね色にずっしりと育ったお米をいよいよ収穫。 京都・北京の自然の恵みをとことんまで吸収し、栄養とやさしさがたっぷりと詰まっている。
乾燥・調整
過乾燥によるお米への影響を避けるために機械を使い、数回に分けてゆっくりと丁寧に水分量を調節する。乾燥後は籾殻などを取り除き、玄米へと加工する
精米・出荷
鮮度を極限まで保つため、注文を受けてから精米。手作業で一つ一つ丁寧に心を込めてお包みする。
こだわりがいっぱいにつまった、農薬・化学肥料ゼロの安心・安全で美味しい【賀茂の舞】をお客様のもとへお届け。
お米に悪さをせず、正直に向き合う。
それは、過剰な肥料や農薬で成長を促すのではなく、作物が本来欲している日光や微生物の働き、水分、酸素など自然の力に頼って育てるということです。
賀茂の舞は特に完全無農薬のアイガモ農法で育て、安心安全なことはもちろん、京都・京北町の豊かな水や土のおかげでやさしくおいしいお米に育ちました。
ぜひ、あなたの大切な人と一緒に食べてみてください。